好かれてる会社は担当営業マンが黙って辞めたりしない
フロリダ族セミナーが終わってからは、グッスリと寝た日を過ごしてしまいました。
《小池栄子さんにそっくりなA子ママこと、下澤美香さん撮影》
6月23日のフロリダ族セミナーでは、今まで学んできたことを発表する形で、講演をさせて頂きました。
今までの人生においてはあまりない経験
自社の社員さんに向けて話す機会は多いものの、お客さんからお金を頂いている公式(?)のセミナーでお話しさせて頂いたことは、ほとんどありません。
お話しさせて頂いたこたが、少しでも皆さんのためになったのか?
正直不安なところはありますが、講演を終えて思っている事は、今後同じ様なチャンスがあるとすれば、もっともっとブラッシュアップした内容をお伝えしていきたいな〜と、そんな喜びを感じてしまいました。
銀行へ決算書は自ら持っていきます
かっちゃんのサポーター論には『当事者意識』というキーワードがあります。
- サポーターは12番目の選手、チームと共に戦っている。
- チームが負けた時に罵声を浴びせたり、ペットボトルを投げつける人はサポーターじゃない。
- 勝利は共に喜び、敗戦は共に悔しい思いをする人がサポーター。(当事者意識)
ぼくは、ただ単にこのサポーター論を会社に置き換えて実践してみました。
高額商品を扱っているぼくたちの会社は、毎月の仕入が大変なんです。
会社の運転資金は、自己資金の他に支援してくれる金融機関に頼るしかありません。
銀行や保険会社のサポーターになろう!
利害関係があるという事は、お互いに大切な会社。お世話になってる以上、ぼくたちと一緒に戦ってくれている仲間だと思える様になったんです。
ぼくたちは小さな会社ですから、金融機関の担当は、もちろん一営業マンです。
支店長や部長のレベルには目にも停まるハズがありまりません。
だけどね、もしも、もしもその担当営業マンが、ぼくたちの会社を魅力的に上司に伝えてくれたら『ミキシア・イノベックスさんに会わせて下さい。』ってなるかもしれないな?
って、そんな風にも思えたんです。
ぼくはドラマを観ることが好きです。
ドラマって、自分を主人公に置き換えることによって、その職業の当事者意識を学ぶことができます。
人気ドラマ:半沢直樹の様に、銀行マンや保険会社の社員は会社の利益を得るために『信用できる会社を探してこい!』ってプレッシャーの中、働いてるかもしれません。
【当事者意識になってみたシリーズ:銀行編】
おい、半沢!融資のノルマはまだか!もちろん経営状況が良い会社だぞ!早く見つけてこい!
#No2理論 #当事者意識になってみたシリーズ
— アイラブコラーゲンの中の人@陽田 (@wifi78maru) 2015, 6月 24
そんな彼の立場になって、当事者意識になってみる。
信用できる会社ってどんな会社?
信用を出来る会社を見つけるために、ピンポンして歩いて『◯◯銀行ですが、お宅の決算書見せてください!』って言うわけに行かないですよね?
上場企業なら安心できるかもしれないけど、上場企業に新規口座を開設してもらうことは至難の技です。
- だったらぼくたち中小企業が、その銀行マンのサポーターになれば良い。
- 決算書見せてくださいって言えないんだから、コッチから持って行って見せてあげれば良い。
- たとえ赤字だろうが、内容がそんなに良くなかろうが、その会社に信用するかしないかは銀行側の判断ではないか!
- どうせ貸せないと言う判断なら、決算書隠してたって貸してもらえないよ。
だからね、始めたことは、年に3〜4回訪問して、事業説明と四半期に一度の事業報告をする様にしたんです。
新しいパンフレットや新しい会社概要ができた、それも持って行って説明する。
お金を借りてなくたって、口座を開設してくれてるお礼に、そのぐらいしたって良いじゃない?
『口座を使わせて頂いているお礼に決算書が出来たので報告に来ました。』
ただそれだけで良い。
銀行マンは2〜3年に一度ぐらい担当が変わります。
それは昔からのしきたりで、転勤があるからです。中には転勤が決まった時に、引き継ぎもせずに黙って行ってしまう銀行マンもいます。
でも、そんな時は自分たちの会社は好かれてなかったんだなって思う様にしてます。
だって、大好きで大切にしたい会社だったら引継ぎするなり、支店長を紹介するなり、なんかしら行動しますよね?
自分が銀行マンならそうします。
転勤が決まった時には、次の担当にシッカリ引き継ぎするなり、あわよくば転勤の少ない上司を紹介しよう!と思える企業になりたい。
そう思いませんか?
銀行はお金を借りる時だけの会社じゃないと思うんです。
金融機関は、ぼくたち経営者が叶えたいと思っているビジョンを応援してくれる会社です。
持ちつ持たれつでやっているのが一番!
だからこそ、お金を借りる必要が無くても、手数料だけ払っている状況であっても、あなたの会社が魅力的な会社になることに悪いことはありませんよね?
それが勝村さんのサポーター論を聞いて実践した一つのコトなんです。
ぼくが実践してホントに良かったと思えていることは、お客さんだけじゃなく、いつの間にか助けてくれる業者さんばかりになったということ。
ビジネスとは人間関係と一緒。
ステークホルダーが親友の様な関係性の会社だったら、好きなことだけをやって、毎日が楽しくて、魅力が生まれて来るんだなぁ〜って。
そんな風に思っています。
今日は、長々と。
実は、フロリダ族セミナーの講演で話せば良かったなぁ〜って、後から思ったことを書いてみました。
またお話しさせていただけるチャンスがあったらぜひ!
今日までもうちょっとグッスリな日をすごします。
明日はバリバリ働くぞ!
今日も最後まで読んでくれて感謝します。
それではまた明日〜。