女性だらけの美容機器販売会社で働く丸顔副社長・陽田(ようた)のブログ

女性だらけの美容機器販売会社で働く丸顔副社長:陽田(ようた)のブログ。コラーゲンマシーンが好きな人同士のコミュニティ、アイラブコラーゲンマシンの中の人。【好きなこと】:通信機器(Apple製品)、ゴルフ、ドラマ(朝ドラ・大河ドラマ)、牧のうどん(福岡)を綴っています。

『No2理論』が生まれるキッカケになった衝撃のサポーター論

 大好きなサポーター論

 

ぼくの提唱する『No2理論』とは、今まで学んだことを実行して感じた体験談であり、なんも特別に難しい考え方ではありません。

 
特にこのマネージメント理論において、大きく影響を受けているのは『好きな仲間と好きな仕事をして好きなお客さんに喜んでもらう。』とおっしゃる、勝村大輔氏のサポーター論であり、No2理論とはその実践記の様なものなんです。
 
サポーター論とは?
サポーターとは、ただ応援したり観戦するだけの人ではなく、敵地だろうがチームと共に闘い、感情を共有する12番目の選手である。
コレをお店のお客さんに例えると、頼んでもいないのにスタッフの仕事をしてくれる当事者意識を持ったお店を心から愛してくれるお客さんの関係。
 
最初にサポーター論を聞いた時に、衝撃の様な感情が湧いてきたコトはまだ記憶に新しいです。
ですが、その頃の現実は会社の売り上げもなく、お客さんが少なかった状態ですから、まず何をしたら良いのかわかりませんでした。
 

まず最初に実践したこと

 
そこで自分なりに考えて、最初に実践したコトは、まず自分が大好きなお店や、親友の会社のサポーターになることから。
 
使命は、自分が好きなそのお店のことを『好きだ。』と言ってくれる仲間増やすコトです。
その日から、消費者ではなく、応援者の立場。
すると、思いがけないほど良い出来事に出逢える様になってきたのです。
 
たくさんお金を使ってくれる『優良顧客リスト』と
また来店してほしい『大好きなお客さんリスト』なるもの
の2種類を、仮に作ったとしたら、必ずしもこの2つのリストが同じになるとは限りません。
お金を使うからと言って、傲慢で自分の事しか考えてないお客さんは、大好きなお客さんリストには入れません。
まずは自分がサポーターになるというのは、この後者のリストにランキングINを目指すということです。
(もちろんこんなリスト存在しませんから、なんとなくですよ!)
 
お店のスタッフの立場で考えたら、大好きなお客さんリストにランクインしているお客さんを相手しているときは心から笑顔になるハズだし、それが一番クオリティの高いサービスを受ける元になります。
 

BtoBでも実践してみた

次に、自分個人の消費だけじゃなくて、会社の消費を行う企業さんにも同じことをしてみました。
うちの会社がお客さんになる会社、それは外注業者さんです。
 
外注業者さんって・・・、相見積もりが当たり前!最安値当たり前!即日即納当たり前!みたいなところがあるじゃないですか。
ぼくたちもBtoBのお仕事だからよく分かるんです。ビジネスで使うものは仕入や経費という考えになるから、見積もりをあの手この手で値切るお客さんが多いんです。
 
だから、外注業者さんと関係性を築くにはとっても簡単でした。まさにすぐ結果が出ました。
例えば、集荷に来てくれる◯◯運輸のお兄さんに、いつも感謝を込めて冷たいお茶を出したり、チョコレートを出したりしてみました。
とっても喜んでくれました。ただそれだけでよかったんですけど、そんな些細なコトを続けていたら・・・
とある日に緊急事態で、時間外にどうしても送らないとイケない荷物があったんですが『いつものお礼でナイショで』って快く引き受けてくれたことがありました。
 
デザイン会社や、WEB制作会社さんには、値切ることを一切やめました。
そして友達を食事に誘う様に、お酒を飲みながら大切にしている思いや人間性的な部分を語り合ったりしたんです。それって下心でやったわけじゃなくって、ただ単に楽しかったし、その人が面白いから。
なるべく請求書は期限よりも早く払う様にしたり、大切なお客さんを紹介したり。
まさに当事者だし、親友だったら当たり前にやる事をただ単にやっただけです。
 
そしたらね、依頼していた販促物以外にもオマケが付いてきた事もありました。
しかも、とっても豪華な。
 

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こうやって、秘密で作って展示会当日にビックサプライズ品が!!
 

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この目立つデカコラピアで、何個販売につながったことか・・・
さらにさらに、Facebookにウチの商品を投稿してくれて、それが売れちゃったり。
 

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たかだか10%でも値切っていたとしたら生まれなかった売り上げがスゴい!って話です。
 

サポーター論を身をもって体感した瞬間

でも、ぼくも好きなお客さんだったらしてしまうなぁ〜って思ったんです。
あ、コレがサポーター論かっ!?って実感した瞬間でした。マジで。
 
一番得するお客さん像って、決して優良顧客リストのNo1を飾るお客様じゃなくて、『大好きなお客さんランキング1位』を飾る愛すべきお客様なんだなぁ〜って。
それから、自社のマネージメント研修の時には、その親友だったら当たり前にすることを指針として、社内にその考え方を普及し、社員さんが自立して働きやすい、なによりも社長や仲間を愛する組織へだんだん変わってきたのです。
時間はかかることですが、関係性は築かれてさえしまえばとっても大きな力を発揮します!
 
自社でのマネージメント研修の様子はまたの機会に。